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仙台大、ハンガリー五輪代表をサポート 粘りの柔道伝授

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仙台大、ハンガリー五輪代表をサポート 粘りの柔道伝授

 ハンガリー柔道連盟と仙台大学(柴田町)は2020年東京五輪に向け、同大がハンガリー代表チームをサポートする内容の協定を結んだ。同大教授で元日本女子柔道代表監督の南條充寿氏(45)と妻で元日本代表の和恵氏(45)が、それぞれハンガリー柔道代表チームのチーフディレクター、サポートディレクターに就任。同国代表チームを仙台大で指導する。

 ◆リオでメダルなし

 24日に行われた協定式では同国オリンピック委員会会長のクルチャール・クリスティアン氏(46)や、同国柔道連盟会長で、国際柔道連盟副会長のトート・ラスロー氏(57)らが出席。講道館柔道の創始者、嘉納治五郎氏の像が同大に贈られ、南條夫妻らに代表チームのジャージが手渡された。

 ハンガリーの柔道は、五輪で多くのメダリストを輩出する強豪として知られていたが、2016年のリオデジャネイロ五輪ではメダルなしという結果に終わっていた。リオ大会後、トート氏から「代表チームを立て直したい」とオファーがあったという。

 南條充寿氏は「ハンガリーの選手は『強くなりたい』という気持ちを持っている。彼らに『粘り』が出れば十分メダルを狙える」と説明。すでに南條氏の指導を受けている女子57キロ級の代表でロンドン、リオ五輪に出場したカラカス・ヘドビク選手(26)は「『粘り』の秘密を理解し、学ぶことは結果に繋がると思う」と応じた。

 ◆トップの指導者

 クルチャール氏は「北京、ロンドン五輪でもメダルを獲得し、リオでも可能性はあった。東京五輪でもメダルを獲得したい」。トート氏は「世界トップの指導者を呼べないか考えていた。技術、メンタルを選手やコーチに学ばせたい」と通訳を介して述べた。(林修太郎)