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丸岡城天守鬼瓦を3Dでデータ化 坂井市公開

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丸岡城天守鬼瓦を3Dでデータ化 坂井市公開

 丸岡城(坂井市丸岡町霞町)の国宝化を目指す同市は、天守1階の屋根の東西に載せられている鬼瓦を3Dデータ化し、ホームページで公開を始めた。

 鬼瓦は笏谷石製で、いずれも幅約790ミリ、高さ約595ミリ、厚さ約285ミリ。昭和30年の修理報告書におよその大きさが記載されていたが、実測図の資料はなかった。今後の修理や他の鬼瓦との比較などでデータ作成が必要だが、屋根に載せたままでは手作業などによる計測が困難。そこで、3次元計測機器を使ってデータを取得することになった。

 計測は溶接などを手掛けるTAYASU(福井市)に依頼。同社は丸岡城での使用に合わせた簡易クレーンを自作し、先端に計測機器を取り付けて昨年秋に記録を行った。

 できあがった3Dは、鬼瓦の外観のほかに傷や修理の痕跡などを忠実に再現している。また回転させて自由な角度に動かし、上や下などから見ることもできる。市では今後の修理の際の重要な資料になるとしている。閲覧は同市のHP(https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/)から。