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いわてスーパーキッズ発掘・育成事業 知事、1期生・小林陵侑選手を称賛

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いわてスーパーキッズ発掘・育成事業 知事、1期生・小林陵侑選手を称賛

 世界のトップアスリートとなる人材育成を目指し、県が取り組んでいる「いわてスーパーキッズ発掘・育成事業」。平昌(ピョンチャン)五輪ジャンプ競技の日本代表に選ばれた八幡平市出身の小林陵侑選手(21)は、その1期生だ。県によると、こうした事業は全国で行われているが、五輪選手は初めてといい、達増拓也知事は「オリンピック選手を育てようという夢が実現した」と話している。(土樋靖人)

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 県が平成19年度から行っている同事業の対象は小学5年生から中学3年生まで。応募した小学4、5年生の中から体力測定などの結果をもとにスーパーキッズを認定し、各種スポーツで通用するよう運動能力を向上させるトレーニングなどをしている。

 小林選手がスーパーキッズに選ばれたのは小学5年生のとき。同事業にスタート時から関わっているアルベールビル冬季五輪ノルディック複合団体の金メダリストで県スポーツ振興課の三ケ田礼一さんは「敏捷(びんしょう)性に優れていた」と当時を振り返る。

 達増知事は「スーパーキッズや、一緒に切磋琢磨(せっさたくま)している若い選手の励みになる」と陵侑選手の五輪出場を称賛。平昌五輪には兄、潤志郎選手(26)も出場することから、「トップを狙ってほしい」と小林兄弟の活躍に期待している。

 平昌五輪の日本代表に決まった本県関係選手は小林兄弟のほか、ノルディック複合の永井秀昭選手(34、八幡平市出身)、スノーボード女子スロープスタイルとビッグエアの岩渕麗楽(れいら)選手(16、一関市出身)、久慈設計(本社・盛岡市)の東京支社に勤務するアイスホッケー女子のGK小西あかね選手(22、北海道釧路市出身)がいる。