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「萩ブランド」構築を支援 山口銀行、市と連携協定 市長「産業振興で創生加速を」

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「萩ブランド」構築を支援 山口銀行、市と連携協定 市長「産業振興で創生加速を」

協定書に調印した山口銀行の吉村猛頭取(右)と藤道健二市長(中央)ら 協定書に調印した山口銀行の吉村猛頭取(右)と藤道健二市長(中央)ら

 山口フィナンシャルグループ(FG)傘下の山口銀行(山口県下関市)と山口県萩市などは、地方創生に取り組む包括連携協定を結び、24日、萩市役所で締結式を開いた。「萩ブランド」を構築し、観光客誘致や特産品の販路拡大などにつなげる。 (大森貴弘)

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 山口FGなどは昨年10月、山口県産品を首都圏に売り込む「地域商社やまぐち」を設立した。ここで得た首都圏の市場情報や、商品開発のノウハウなどを使って、萩市の売り込み戦略を策定する。

 萩ブランド構築にあたっては、明治維新150年というチャンスも生かし、歴史との関連づけも図る。

 藤道健二市長は「歴史、食、自然などの魅力はいっぱいある。ブランド力を高め、産業振興や人づくりなどの分野で萩の創生を加速させたい」と述べた。

 山口銀行にとっては、萩市の地場市場を拡大し、資金需要の掘り起こしにつなげる狙いもある。

 また同日、山口大も加えた3者で、山口銀行萩支店浜崎出張所の活用に関する協定も交わした。同出張所は平成28年9月に無人化され、現在はATMのみが置かれている。

 出張所の空きスペースに平成30年中をめどとして、山口大のサテライト研究室を整備する。萩市の街中にある歴史遺産を使った教育拠点として活用するという。併せて、地元の起業希望者に貸与するオフィス機能を整備する。

 山口大によると、将来的には人工知能(AI)を金融の仕事に生かすアプリ開発なども、期待しているという。