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しっかり準備、安全な登山を 滋賀・日野町遭難防止対策協、綿向山で啓発

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しっかり準備、安全な登山を 滋賀・日野町遭難防止対策協、綿向山で啓発

 遭難などの山岳事故を未然に防ごうと、行政や警察、登山愛好家らでつくる日野町山岳遭難防止対策協議会が21日、同町内の綿向山(わたむきやま)(標高1110メートル)登山口付近で啓発活動を行い、登山客に登山届の提出を促すなどして安全な登山を呼びかけていた。

 綿向山は滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山系の1つ。冬季には樹木に付着する霧氷が楽しめ、標高もあまり高くないことから年間約1万人が訪れる人気の山となっている。

 ただ、事前の登山ルート確認や冬山用の装備など準備が不十分なまま入山し、遭難するケースも。今月3日には、冬季の登山が初めてだった50~60代の男女2人が道に迷い、消防に救助されている。

 こうした事態を防ごうと、この日、協議会のメンバー約10人が登山口付近で登山客一人一人に声をかけ、登山の注意事項が書かれたチラシを配りながら、登山届の提出や装備を確認していた。協議会のメンバーで「綿向山を愛する会」の横山昇会長(70)は「冬季の山は特に危険。登山届の提出など事前準備をしっかりして、天候を見極めて登ってほしい」と話した。