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高槻藩の幕末の動き浮き彫り しろあと歴史館と今城塚古代歴史館で企画展

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高槻藩の幕末の動き浮き彫り しろあと歴史館と今城塚古代歴史館で企画展

 明治維新から今年で150年を迎えるのにちなみ、高槻市の市立しろあと歴史館と市立今城塚古代歴史館で合同企画展「収蔵品に見る幕末の激動と高槻」が開かれている。2月25日まで。

 幕末の激変する情勢の中、京都に近い高槻藩は幕府の命で異国船への警備などを担った。企画展では、政局の動向を記した文書や武具類など約120点を通して、高槻藩が受けた影響や藩の動きなどを浮き彫りにしている。

 今城塚古代歴史館では、幕末の志士・坂本龍馬が愛用したものと同型で明治天皇の皇后の警護要員が実際に携帯したというアメリカ製のピストルをはじめ、火縄銃、明治維新の中心となった薩摩藩の藩主の陣羽織、甲冑(かっちゅう)などの武具を中心に紹介している。

 しろあと歴史館では、外国船打ち払いのための造築としながら真の狙いは長州藩の動きを封じるためとされる「梶原台場」の絵図のほか、最後の高槻藩主・永井直諒と伝わる肖像画や藩士の写真などを展示している。

 両会場とも観覧無料。会期中に学芸員による講演会や講座などがある。問い合わせは、しろあと歴史館(電)072・673・3987、今城塚古代歴史館(電)072・682・0820。