産経ニュース

子供の笑顔はバーバが守る 守山駅前の高齢者ら運営飲食店、一緒に食事、イベントも

地方 地方

記事詳細

更新


子供の笑顔はバーバが守る 守山駅前の高齢者ら運営飲食店、一緒に食事、イベントも

 高齢者らが運営するJR守山駅前の飲食店「バーバのうどん・G3Bar(ジーサンバル)」(守山市梅田町)で毎月第1、第3日曜日に「子ども食堂」が開かれている。参加自由、参加費無料で、子供たちと高齢者が一緒に食事をつくって楽しんでいる。

 同店は市内の65歳以上が集まり、まちづくりに貢献しようと立ち上げた団体「おたがいさん」が運営。「駅前にリーズナブルな価格で食事を提供する店をつくり、まちの活性化に役に立ちたい」と昨年7月にオープンさせた。

 店員は60~70代の9人で、平日のみ営業。昼はうどん、夜はおでんやチューハイを提供している。店が次第に軌道にのっていくなか、休業日の週末も活用した地域への貢献を考えるなかで、子ども食堂の構想が出てきたという。

 同店の発起人で、市内でグループホームなどを運営する乗光秀明さん(66)は「今の子供たちは、土日でも塾などで1人で食事をすることも多いと聞いた。子供たちに食事の場所を提供したいと思った」と話す。

 先月からスタート。2回目となった先月17日は「足踏みうどん大会」を開いた。集まった子供たちは小麦粉をこねたり、切ったりして自分たちでうどんを作り、店員たちと一緒に食べていた。

 同市播磨田町の小学5年、東颯蒼(あずま・そうあ)さん(11)は「うどんの作り方は知らなかったけど、おばあちゃんが優しく教えてくれて格別においしい」と話した。

 乗光さんは「嫌いなものでも自分で作ったら食べれることもある。子供は元気で笑顔が一番」と笑う。今後もギョーザなどさまざまなメニューで開催していくという。参加費は無料だが、同伴の保護者は200円程度の実費を負担する。

 21日はケーキづくりを計画している。今後の予定など問い合わせは乗光さん(電)090・8824・0011。