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おなじみの妖怪出没 境線・鬼太郎列車新装、20日に米子駅で出発セレモニー

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おなじみの妖怪出没 境線・鬼太郎列車新装、20日に米子駅で出発セレモニー

 鳥取県西部のJR境線(米子-境港駅)で約25年前の登場以来、車体に妖怪を描いて人気を博している「鬼太郎列車」シリーズ全6両のデザインが、初めて一斉に変更される。その第1弾として、「砂かけばばあ」と「こなきじじい」の2列車が20日、境線にお目見えする。車両の内で、外で、おなじみの妖怪たちが躍動している、新装なった列車を紹介する。 (山根忠幸)

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 デビュー当日の20日午前10時すぎ、米子駅で「鬼太郎列車リニューアル出発セレモニー」が開かれ、ホームで新しい列車の晴れ舞台を祝う。「砂かけ」と「こなき」は2両編成で運転され、関係者に見送られて境港駅を目指す。

 今回のリニューアルは、車両に妖怪を描くだけでなく、鳥取砂丘や宍道湖といった山陰地方の景勝地などを背景にあしらった。メインキャラクターの妖怪と、背景の調和を工夫。「砂かけ」は、ずばり鳥取砂丘で、「こなき」は夜に泣く妖怪だけに、鳥取県がアピールする星空を描いた。列車が、山陰の観光PRに一役買うわけだ。

 内装は、天井や座席の背もたれに妖怪を満載。このうち、ボックス席やロングシートには、ミニサイズの妖怪を配置した「撮影スポット」を設けた。「インスタ映え」を狙った妖怪との記念撮影ができるのが売りという。

 車両デザインの変更は、JRや鳥取、島根両県などが7~9月に展開する「山陰デスティネーションキャンペーン」と、7月に予定される水木しげるロード(境港市)の全面リニューアルオープンに合わせて企画。車体をイラストで飾るラッピング作業などは、JR後藤総合車両所(米子市)が担当し、総事業費は約5千万円。今後、3月と7月にも2両ずつ、新装車両が境線に投入される。

 JR米子支社は「新しい鬼太郎列車で、子供も大人も楽しんでほしい」と期待している。