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明治天皇が訪れた茶室利用できます 守山市が大庄屋諏訪家屋敷7月開放

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明治天皇が訪れた茶室利用できます 守山市が大庄屋諏訪家屋敷7月開放

 守山市は、市指定文化財「大庄屋諏訪家屋敷」(同市赤野井町)を開放する。明治天皇が訪れたことのある茶室も利用でき、市民の交流の場にしてもらう。解体修理を進めており、7月にオープンする予定。

 同屋敷は主屋(おもや)と茶室の2棟で構成。同市教委文化財保護課によると、それぞれ江戸時代初期に建築された可能性が高いという。約3千平方メートルの敷地には、琵琶湖の形をした池のある庭園が広がる。近くを流れる天神川とつながり、船でそのまま琵琶湖に周遊できるつくりになっていたという。また、茶室には明治7年に三井寺の円満院(大津市)から移築された上段の間があり、明治天皇が訪れた際に使用したとの記録が残っているという。

 屋敷は老朽化が進んでいたため、守山市は所有者から平成26年に寄付を受け、解体修理に着手している。同市は敷地内の広場などは無料開放し、主屋などを貸室とする。茶室の使用料は1800円(平日午前9時~正午)など。同市は「由緒ある茶室を使ってもらうなどし『守山の迎賓館』として活用していきたい」と話している。