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ARで信長に“会える”?! 立命館大生、近江八幡のまちづくり提言

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ARで信長に“会える”?! 立命館大生、近江八幡のまちづくり提言

 立命館大理工学部の学生たちが現地調査をしながらまとめた、近江八幡市の活性化策の報告会が、同大びわこ・くさつキャンパス(草津市野路東)で行われた。学生たちはAR(拡張現実)を用いたまち歩きなど、ユニークな視点の提案を発表した。

 調査には、都市計画などを学ぶ同学部環境システム工学科の2年生約80人が参加。近江八幡商工会議所などに協力してもらいながら、昨年10月から12の班に分かれ現地調査した。

 そのうち、観光客の減少に悩む市中心部の京街道商店街を担当した班は発表で「商店街を通る観光客の流れがないことに原因がある」と分析。観光客が商店街を通るよう、商店街の一角に宿泊施設を作ることを提案した。

 また、町家など歴史的な町並みを生かすとして、スマートフォンをかざすと、画面上に地元ゆかりの織田信長らが登場し、実際の風景に重なって表示される「AR」のアプリ開発などを提案した。

 西尾結衣さん(20)は「この地域の強みである歴史をテーマにしたまちづくりを提案した。ARで歴史上の人物などと『会う』ことができる点などは、歴史ファンにアピールできるのでは」などと述べた。

 近江八幡商工会議所総務課の川村知也係長は「ARなどわれわれの世代では思いつきもしない単語が飛び交い、刺激を受けた」と話した。