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矢口高雄氏らの漫画版「市報よこて」 ファン垂涎、すでに在庫切れ 秋田

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矢口高雄氏らの漫画版「市報よこて」 ファン垂涎、すでに在庫切れ 秋田

 漫画をあしらった横手市の広報誌「市報よこて」1月1日・15日合併号が、ファン垂涎(すいぜん)で入手困難となっている。「マンガのまち●(=横の旧字体)手 新たな挑戦」と銘打ち、表紙は同市出身で「釣りキチ三平」で知られる矢口高雄氏ら、県出身の漫画家4人の作品のキャラクターで構成。「市報になじみのない子供たちや、若年層に手にとって欲しかった」(秘書広報課)という。(藤沢志穂子)

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 1月合併号の「市報よこて」は横手市出身の矢口氏と、きくち正太氏、東成瀬村出身の高橋よしひろ氏、秋田市出身の倉田よしみ氏の作品のキャラクターを表紙にあしらった。

 「『週刊少年ジャンプ』をイメージした」(秘書広報課)といい、巻頭で高橋大市長と矢口氏ら4人との対談を掲載、横手市増田まんが美術館を核とする、漫画による町おこしを語り合った。

 フジテレビ系でドラマ化され放映中の「海月姫」で知られる漫画家で、同市をたびたび訪れている東村アキコ氏のインタビューも掲載、全8ページの漫画特集だ。漫画誌に見えるため、一部の市民から「市報がまだ届かない」との指摘もあったという。

 増田まんが美術館は矢口氏の発案で平成7年に開館し、現在は休館中。来年4月にリニューアルオープンする予定で、市報ではその詳細を「釣りキチ三平」が紹介。同館には矢口氏、東村氏ほか「月下の棋士」の能條純一氏など複数の漫画家が原画を寄贈しており、デジタル保存して収蔵、展示、再版時の原本提供などに活用する方針という。矢口氏は「『マンガの聖地』として外国人も呼び込みたい」と話している。

 横手市では市民に市報を身近に感じてもらうため、表紙のカバー写真に同市出身のタレント、壇蜜さんや歌手の高橋優さんを起用しており、市外から「入手したい」との問い合わせも多かった。今回も同様の問い合わせが相次いだが、すでに在庫切れ。内容は横手市のホームページで閲覧できる。