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豚まんで熊本城復旧支援 神戸・南京町の店など売上金寄付

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豚まんで熊本城復旧支援 神戸・南京町の店など売上金寄付

神戸市の老舗店の豚まんを購入する市民ら=熊本市内 神戸市の老舗店の豚まんを購入する市民ら=熊本市内

 熊本地震で多くの被害が出た熊本市の中心街で17日、神戸市の中華街・南京町の豚まん店などが集まり、各店の豚まん詰め合わせセットを販売するイベントを開いた。阪神大震災(平成7年)の発生日に合わせ、熊本に元気を届けようと企画した。売上金は熊本城の復旧支援金として、寄付する。

 神戸市からは、南京町の老舗店「老祥記」など3店舗が参加した。仙台市の専門店「桂雀花」も駆け付けた。熊本市の中華料理店やラーメン店と合わせ、計6店の豚まんを箱に詰め、広場の仮設テントで販売した。

 老祥記の店主、曹英生さん(61)は「23年前、各地から支援をいただいた。熊本城を見ると、復旧への道は遠いが、できる限りの支援をしたい」と語った。

 熊本市中央区の会社員、若杉文美さん(32)は「遠く離れた所から熊本のことを気にしてくれて、うれしいです」と、長男(1)と一緒に、ほかほかの豚まんをほおばった。

 老祥記などは東日本大震災(平成23年)以後、阪神大震災の日に合わせ、被災地で豚まんを振る舞う。昨年1月には、熊本県益城町の仮設住宅団地で炊き出しを行った。