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阿蘇地域復興へ協定 国と熊本県、東海大が連携

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阿蘇地域復興へ協定 国と熊本県、東海大が連携

 環境省と熊本県、東海大は17日、熊本地震で大きな被害を受けた同県阿蘇地域の復興に向けた協定を結んだ。被災した東海大阿蘇キャンパス(南阿蘇村)の地表に現れた断層の保存や、阿蘇の自然環境保全に関する研究、地域活性化に連携して取り組む。

 阿蘇くじゅう国立公園内にあるキャンパスでは多数の地割れが発生し、校舎も損壊した。

 県は自然の脅威を後世に伝えようと、断層や校舎を震災遺構として保存する方向で検討に入る。環境省も交付金などで支援する。

 東海大は、同キャンパスなどを拠点に、阿蘇の草原の地割れの状況や地震による地下水や川の水量の変化などを調べる。

 17日に環境省で行われた署名式では、中川雅治環境相が「震災遺構を国立公園の重要施設に位置付け、可能な支援をしたい」とあいさつした。

 熊本県の蒲島郁夫知事は「地域の復興を加速させたい」と述べた。東海大の山田清志学長も「大学として最大の協力をしたい」と語った。