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松阪出身・北海道の名付け親、松浦武四郎たたえイベント 生誕200年、さっぽろ雪まつりで雪像も

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松阪出身・北海道の名付け親、松浦武四郎たたえイベント 生誕200年、さっぽろ雪まつりで雪像も

 松阪市出身の探検家で北海道の名付け親でもある松浦武四郎(1818~88年)の生誕から200年となることから、同市の実行委員会などは2月から年間を通じて記念イベントを開催する。武四郎の実家の公開や「さっぽろ雪まつり」での武四郎の雪像制作も予定。関係者は「武四郎の存在と松阪市を広く知ってもらいたい」と意気込んでいる。

 「オープニングイベント~武四郎の道は未来へとつづく」は2月24日午後1時半から、松阪市川井町の農業屋コミュニティ文化センターで開催。俳優の宇梶剛士さんが、アイヌ文化の伝承に取り組む母、静江さんと対談する。このほか、アイヌ民族による舞踊の披露や、市民の「劇団松阪ドラマシティ」による「時を越えた奇跡の旅人~松浦武四郎」、松阪少年少女合唱団による記念公演もある。

 翌25日は同市小野江町の武四郎記念館で「武四郎まつり」を開催。アイヌ古式舞踊の披露や寸劇などがあり、同日から武四郎が幼少期を過ごした実家、武四郎誕生地(同町)が初公開される。

 記念イベントに関連して「さっぽろ雪まつり」(2月5~12日)にも参加。武四郎の雪像(高さ4メートル、幅3メートル、奥行き2・5メートル)を札幌市大通り会場でつくる。雪像制作に取り組むグループの前川幸敏さんは「松阪にとっても北海道民にとっても武四郎の存在を国民や世界の人に知ってもらうことは大きな収穫。生誕地の松阪市の宣伝にもなる」と話す。

 武四郎は2月6日に生まれ、2月10日に没したとされることから、来年2月まで、武四郎が探索した大台ヶ原(大台町)へのバスツアーや、武四郎のグッズの販売、インターネットなどでのPRで盛り上げていくという。