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夏休みに食べた魚料理は? 志摩の小中学生調査 県総合博物館で展示

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夏休みに食べた魚料理は? 志摩の小中学生調査 県総合博物館で展示

 志摩市内の小中学生が昨年の夏休みに家庭で食べた魚料理などを集計した「お魚調査」の結果が、津市一身田上津部田の県総合博物館「MieMu」で紹介されている。豊かな海の恵みに彩られた食卓をうかがわせる内容で、同館の宇河雅之学芸員は「当たり前のことは記録に残りにくい。普段の生活を未来に対して残すことも、博物館の大事な仕事です」と話している。

 調査は同館が用意した調査カードに記入してもらう方法で実施。672枚の調査カードが集まった。

 「夏休み中に家で食べた魚料理」の集計では、てこねずし(77人)▽塩焼き(53人)▽さしみ(50人)▽煮付け(43人)など、魚の種類ではカツオ(111人)▽アジ(46人)▽サーモン・サケ(34人)▽サバ(30人)▽マグロ(26人)などの順に多かった。

 てこねずしは赤身の魚をしょうゆなどで作ったタレに漬け込み、酢飯と合わせる志摩地方の郷土食。カツオを使うことが多いが、調査結果によるとトンボシビやワラサ、アジなどもあり、同館は「新鮮な魚が容易に手に入る地域の特色と考えられる」としている。

 「お正月に食べる魚料理」では、マグロや伊勢エビなどの「さしみ」が最も多く、煮付けが続いた。カキフライやナマコを用いた酢の物なども目立った。

 「お魚調査」は、「くらしの道具と小学生と調べるイセエビをめぐる食文化展」(観覧無料。2月16日まで)で紹介されている。