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鳥取中央育英高生議員、北栄町議会で町長らに鋭い質問 防災や経済振興、観光誘客策など

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鳥取中央育英高生議員、北栄町議会で町長らに鋭い質問 防災や経済振興、観光誘客策など

 次世代を担う高校生に地元町政への関心を高めてもらおうと、鳥取県北栄町で15日、高校生議会が開かれた。県立鳥取中央育英高校(同町)の生徒12人が議員を務め、松本昭夫町長らに防災対策や経済振興、観光誘客策などを質問した。

 高校生議会は、若い世代が地域に親しみを持つとともに、開かれた町議会を進めようと平成27年から行われ、今年で4回目。同校では総合的な学習の時間を利用し、2年生約150人が同町を中心としたフィールドワークで地域課題に取り組む授業「地域探求の時間」を実施。その中で生まれた疑問や意見などを、同議会で質問した。

 田中創太さんは、災害時はスマホが必需品だとして「モバイルバッテリーを避難所に配置してはどうか」と提案。松本町長は県中部地震の状況から「災害時にスマホは持って出ても、充電器などを忘れることが多い」と述べ、町の備蓄にモバイルバッテリーなどを加えた、と説明した。

 布廣隆斗さんは高齢者の健康づくりについて質問。同校が作成に協力した「健康貯筋運動」のDVDを高齢者に個別配布してはどうかと尋ね、松本町長から「今後の状況をみて考えたい」との答弁を引き出した。このほか、町出身の漫画家、青山剛昌さんの「名探偵コナン」を活用した旅行プラン作りなどの提案があり、「いつ頃までに実施するか」と町執行部に切り込む場面も。

 布廣さんは「緊張したが堂々と質問できた。言ったことが実行されそうでうれしかった」と感想を話していた。