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いじめ防止には「きっかけ作らない」「勇気持って注意」 奈良の中学生訴え

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いじめ防止には「きっかけ作らない」「勇気持って注意」 奈良の中学生訴え

 いじめ問題について中学生たちが話し合う「ストップいじめ なら子どもサミット」が13日、奈良市役所で開かれ、生徒約90人が参加した。

 全国で社会問題となっているいじめを生徒が主体的に考え、未然防止につなげることを目的に、奈良市教委が主催。昨年12月から市立中学校全21校の生徒会メンバーらが参加し、これまでに意見交換などのワークショップが3回行われた。

 生徒は今月5日、昨年に実施した「奈良市いじめ問題中学生6000人アンケート」の結果をもとに、実際にいじめが起こりやすい場面や内容を寸劇にして撮影。SNSを通じた些細(ささい)な出来事がきっかけとなるいじめのストーリーなどを考えた。

 この日は寸劇の動画をみて、「傍観者の立場から何ができるのか」をテーマに意見交換。「被害者の気持ちを考える」や「いじめのきっかけを作らない」「加害者に勇気を持って注意をする」といった意見が発表された。市立登美ケ丘北中学校2年の鎌野紗帆さん(14)は「寸劇をみて、ふざけあいがいじめに発展するかもしれないと考えさせられた。サミットを通じて、もっといじめについて深く考えるべきだと思った」と話していた。