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小山の「おけだま」にユニバーサルデザイン表彰奨励賞

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小山の「おけだま」にユニバーサルデザイン表彰奨励賞

 年齢や障害の有無にかかわらず遊べるユニバーサルゲームとして、小山市のオプトニカ工房が昨年発売した「おけだま」が内閣府のユニバーサルデザイン推進功労者表彰で内閣府特命担当大臣奨励賞を受賞した。

 同社は障害児向けの教材教具の開発、販売などを手がけ、一般教材の適用が難しい特別支援学校での発達障害児者の使い勝手や教員らの声を商品開発に反映させ、誰もが使いやすい商品開発を進めている。

 「おけだま」はユニバーサルゲームという新しいジャンルを提案。キャットタワーのような棚の付いた木製ポールにお手玉を投げ合い、位置で得点を競う単純そうなゲームだが、相手と交互に投げ合う対戦型では相手のお手玉を落としたり邪魔したりという頭脳戦も駆使できる。障害者施設、特別支援学校だけでなく、高齢者施設や保育施設、避難所でも活用でき、今後の発展も期待できるとして評価された。

 岩倉茂弘社長は「この機会にわが社の製品だけでなくこのジャンルが盛り上がってくれれば。安全、不便の解消は前提だが、その先に障害者や高齢者にも遊びや面白いと感じることは必要」と話し、今後の商品開発にも意欲を示している。