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「仲間の応援で」悲願 高校サッカーVの前橋育英イレブン凱旋

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「仲間の応援で」悲願 高校サッカーVの前橋育英イレブン凱旋

 第96回全国高校サッカー選手権で初優勝した前橋育英の選手が12日、同校で全校生徒ら約1800人を前に優勝報告会を行った。

 中村有三学園長は報告会で、後半ロスタイムの劇的なゴールで試合を制した決勝戦について、「すばらしい内容だった。サッカー部創設以来、21回目の挑戦でようやく悲願を達成した」とあいさつ。就任36年目で選手権初タイトルを獲得した山田耕介校長兼サッカー部監督は、選手に対し「『苦しいときはスタンドを見ろ。仲間がいる。真剣になって応援してくれる人がいる』といつも言っていた」と話し、チームをささえた全校生徒と学校関係者らに感謝した。

 報告会終了後、MFの田部井涼主将は「やっと(優勝した)実感が湧いてきた」とほっとした表情を浮かべ、チームメートについては「最高の宝物。これからも付き合っていきたい」と語った。

 優勝イレブンの凱旋(がいせん)に生徒も沸いた。昨夏まで生徒会長を務めた3年の春日茉由さん(18)は、受験を控えているためテレビで観戦したといい、「身近な人が活躍してくれてうれしい。自分ももっと頑張らないといけないと思った」と声を弾ませた。