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美浜町のブランド寒ブリ「ひるが響」をおいしく料理 

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美浜町のブランド寒ブリ「ひるが響」をおいしく料理 

 美浜町がブランド化を目指している寒ブリ「若狭美浜寒ぶり・ひるが響(ひびき)」を使った料理講習会が12日、同町生涯学習センター「なびあす」(同町郷市)であった。「現代の名工」に選ばれている東京・築地で料理店を営む田村隆さん(60)が各部位の特徴を生かした料理を披露した。

 「ひるが響」は日向漁港で11月下旬~1月に水揚げされたブリのうち、重さが8キロ以上で形が優れ、漁港の水槽で4~5日に泳がす「活け越し」、身の透明感、鮮度が増す「血抜き」「神経抜き」をするなどの基準を設けている。講習会は「ひるが響」を提供する地元の店舗を増やすのがねらいという。

 町内の旅館や民宿、飲食店の担当者ら24人が参加。田村さんは各部位の特徴を説明しながら腹身を使った照り焼きや背身の上にチーズを乗せた焼き物、かまを使った「ブリ大根」など9品を完成させ、参加者が試食した。

 町内の料理店で調理を担当する広瀬健一朗さん(30)は「ブリの生臭さがなく、脂も乗っている。のりと薄焼き卵で巻いた料理は子供でも食べられそうだ」と話した。

 田村さんは「『血抜き』などの技術が高く、他の産地にも負けない素材だ。今後は多くの人に品質のよさを知ってもらう取り組みが必要になる」と語った。