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切り花の輸出増目指す 「なにわ花いちば」の新施設12日本格稼働

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切り花の輸出増目指す 「なにわ花いちば」の新施設12日本格稼働

 海外向け切り花の輸出量を増やそうと、花卉卸会社「なにわ花いちば」(大阪市鶴見区)が、切り花の輸出対応型施設「Hana Ko(ハナコ)」を大阪鶴見花き地方卸売市場(同区)の隣接地に整備し、12日から本格稼働を始める。同社によると、同様の施設の整備は全国初という。

 同施設は、国の農畜産輸出拡大施設整備事業の補助金を活用して整備。今まで輸出作業場所が分散していたが、切り花の保冷や除湿、殺菌、梱包までを1カ所で対応し、花を傷めず短時間で長期出荷に向けた作業ができるようになるという。

 府や同社によると、同市場の花卉の取扱高は全国2位で、北米向けの切り花の輸出は同社が国内市場の約9割を占める。同施設の整備で、同社は現在、約2億円の輸出額を平成33年には5億5千万円まで拡大させることを目指している。

 本格稼働初日の12日午前には松井一郎知事らが出席し、初荷式を行う。同社の担当者は「日本の品質の良い切り花を、より良い環境や状態で海外に輸出していきたい」としている。