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つくば夫婦殺害 30日夜~31日朝に死亡か 捜査本部設置1週間

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つくば夫婦殺害 30日夜~31日朝に死亡か 捜査本部設置1週間

 つくば市東平塚の住宅で建築業、小林孝一さん(77)と妻の揚子さん(67)が殺害された事件で、揚子さんの携帯電話に残された履歴が昨年12月31日午前8時以降、不在着信になっていたことが11日、分かった。これまでの捜査で揚子さんが同月30日午後6時ごろに娘と通話していたことが明らかになっており、県警はこの間に2人が殺害された可能性があるとみて調べている。

 捜査本部によると、同月31日午前8時以降、揚子さんの携帯電話には複数回の着信があったが、いずれも不在着信だったという。2人が同月30日から今年1月1日ごろに死亡したとする司法解剖の結果と矛盾せず、県警は殺害された時間帯の特定を進めている。

 これまでの捜査で、2人の顔や頭部には数カ所から十数カ所に上る傷が確認されている。凶器は表面が平らな鈍器とみられるが、特定には至っていない。

 フリーダイヤル(フリーダイヤル0120・144・559)も設置して情報提供を呼びかけてきたが、11日正午までに寄せられた情報は9件(うちフリーダイヤル3件)にとどまる。県警捜査1課の谷津成久課長は「引き続き幅広く情報を求め、容疑者の早期検挙に努める」と語った。

 2人の遺体が見つかってから10日が経過した11日午後、現場となった住宅付近には今も規制線が張られ、パトカーや警察官の姿が見られた。近くに住む無職女性は「年明けから落ち着かず不安が続いている。早く解決してほしい」と話していた。(丸山将)