産経ニュース

塩作り、今年も安全に 香川・宇多津の入浜式復元塩田で初釜神事

地方 地方

記事詳細

更新


塩作り、今年も安全に 香川・宇多津の入浜式復元塩田で初釜神事

 香川県宇多津町に復元されている入浜式塩田で11日、新春恒例の初釜神事が行われ、今年も瀬戸内海の海水を使った伝統の塩作りが始まった。

 入浜式復元塩田は、かつての塩作りの歴史を後世に伝えようと、昭和63年に臨海公園内に整備された。製塩職人が手作業で塩作りを行っており、昨年は1585キロ、にがり830リットルを生産。まろやかでコクのある味が特徴という。

 釜屋で行われた神事では、谷川俊博町長ら関係者約20人が作業の安全を祈願した後、海水を煮詰める平釜に火を入れた。塩田で塩分濃度を高めた海水約800リットルを4、5時間ほどじっくりと煮詰め、天然塩約100キロを生産した。

 塩田で作られた塩は、「入浜式の塩」として販売するほか、町特産の「塩あめ」や「塩キャラメル」などの原料にも利用される。