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「竹島の日」記念式典シンポ 内閣官房室長が参加へ 松江で2月22日

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「竹島の日」記念式典シンポ 内閣官房室長が参加へ 松江で2月22日

 島根県が制定する「竹島の日」の2月22日、松江市の県民会館で第13回記念式典が開かれる。「竹島問題解決に向けた取り組み」と題したシンポジウムが予定され、内閣官房領土・主権対策企画調整室の高田潔室長が参加する。式典のシンポジウムやフォーラムなどに政府関係者が登壇するのは初めて。

 式典は、同県と県議会、竹島・北方領土返還要求運動県民会議の3者が主催。シンポジウムのほか、竹島に関する調査・研究協力者や資料提供者、体験証言者らに感謝状が贈られ、竹島領土権確立隠岐期成同盟会の代表者が、問題解決に向けた決意を表明する。

 式典会場で、シンポジウムやフォーラムなどの形式で竹島問題について討論するのは、平成23年の第6回式典以来だが、政府関係者が登壇するのは初めて。高田室長のほか、島根県が設置した竹島問題研究会の座長を務める下條正男・拓殖大国際学部教授や副座長の佐々木茂・松徳学院高校教諭らが出席する。

 県竹島対策室は「領土問題の解決や外交交渉などに当たるのは政府。シンポジウムに参加してもらえるのは意義深く、今後の取り組みについて認識を共有したい」としている。

 内閣官房領土・主権対策企画調整室では「島根県のこれまでの取り組みに敬意を表したい。内閣官房も平成25年2月の企画調整室発足以降は式典に担当政務官が出席し、県の研究会にも担当者がオブザーバー参加している。今後も問題解決に向けて連携したい」と話している。

 竹島問題をめぐり、島根県は、政府に対し「竹島の日」の閣議決定と国主催の式典開催を要請し、それらの実現までの間は首相や関係閣僚に県の式典へ出席するよう求めている。