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花巻空港に国際定期便を 岩手県、台湾LCCと覚書へ

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花巻空港に国際定期便を 岩手県、台湾LCCと覚書へ

 〈岩手〉県は15日、台湾の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」と、花巻空港-台湾間の国際定期便の就航に向けた覚書を交わす。定期便化すれば、花巻空港初の国際定期便となり、県は早期実現へこぎつけたいとしている。

 県と同社が締結するのは「国際定期路線の実現の連携に関する覚書」で、両者が連携して路線や観光のPRに取り組み、定期便化を目指すというのが内容。達増拓也知事が台湾を訪れ、同社の張鴻鐘会長とともに台北市での調印式に臨む。

 平成29年1~10月、県内の宿泊施設に泊まった外国人の延べ人数は14万8840人。うち台湾人は8万3790人(56・3%)で、28年1年間の6万4780人を上回っている。

 台湾人の県内宿泊者は、東日本大震災があった23年は1万2090人にとどまったが、以後着実に増え、25年以降は外国人宿泊者数の5割以上を占めている。

 県が台湾との間の国際定期便を模索しているのは、このような背景があるため。

 県によると、同社は3月28日~10月24日の毎週2往復(水・土曜日)、定期チャーター便を運航する。機材は座席数180席のエアバス。

 県空港課の箱石知義総括課長は「利用促進も(国際定期便実現の)鍵となる。需要確保が一番の課題」と話している。