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最高水準の技に触れる 香川県立ミュージアムで「日本伝統工芸展」300点 

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最高水準の技に触れる 香川県立ミュージアムで「日本伝統工芸展」300点 

 人間国宝を含む全国の工芸作家らの作品を集めた「第64回日本伝統工芸展」が香川県立ミュージアム(高松市玉藻町)で開かれている。来場者は陶芸や染織、漆芸など国内最高水準の技を尽くした工芸品に見入っていた。

 同展は工芸分野で国内最大級の公募展で、優れた技術を継承しながら、現代の生活文化に合った新しい作品を生み出すことを目的に開催。全国11会場を巡回し、高松では新春恒例の展覧会として毎年1月に開催している。

 会場には陶芸、金工、木竹工など7部門から、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をはじめ、受賞作品、四国在住作家の作品など約300点が並ぶ。そのうち県在住作家の作品は17点、県ゆかりの作家の作品は13点。とくに漆芸部門の入選作85点全てを展示したのは、東京と高松会場だけという。

 漆芸部門で新人賞を受賞した神垣夏子さん(東京都)は、香川県漆芸研究所の修了生で、形を持たない霧を蒟醤(きんま)の技法で表現。染織部門では松山市在住の村上君子さんが菖蒲(あやめ)の葉を絣(かすり)で表現した着物などが注目を集めていた。

 同ミュージアム学芸員の一柳友子さんは「作家は使うことをイメージして制作している。自分ならどう使うかを想像しながら鑑賞するのも楽しいかも」と話した。

 21日まで。観覧料は一般610円、高校生以下・65歳以上無料。会期中無休。問い合わせは同館(電)087・822・0002。