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新成人、大凧に夢託す 東近江で自作「20畳」が大空舞う

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新成人、大凧に夢託す 東近江で自作「20畳」が大空舞う

 「成人の日」の8日を前に7日、県内19市町のうち14市町で成人式など新成人を祝福する記念行事が行われた。各地で華やかな振り袖姿などの新成人たちが大人への門出を祝い、東近江市では新成人らがつくった大凧(おおたこ)が大空に舞った。

 東近江市では毎年、成人式を自らの手で祝おうと、新成人らが20畳(縦5・7メートル、横5・4メートル)の大凧をつくり、成人式後に揚げている。今年の大凧のテーマは干支(えと)の「戌」にちなんで「夢 わん(犬)さか」。犬とサッカーボールが描かれ、夢をたくさん持って、実現に向かって頑張ろう-との思いが込められているという。

 同市聖徳町の市立聖徳中学校グラウンドに、振り袖姿やスーツ姿の新成人らが集合し、男性30人が大凧揚げに挑戦。晴天ながら風が弱く苦戦したが、大凧は約30メートル揚がり、大空を舞っていた。

 実行委員長を務めた大学2年の大西沢実さん(20)は「天候に恵まれ、空高く浮かんでよかった。それぞれの夢がかなうよう努力したい」と話し、見守った会社員の土井香織さん(20)は「かわいい凧で、一度きりのいい思い出になった」と笑顔を見せていた。

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 県教委によると、県内の今年の新成人数は、昨年より206人多い1万5261人。男性7974人、女性7287人で、昨年に比べ男性は119人、女性は87人増加した。成人を祝福する記念行事は7日に14市町で行われ、8日には大津市など5市で行われる。