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日本の建築美など見直す 三重県立美術館で写真家・石元泰博展

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日本の建築美など見直す 三重県立美術館で写真家・石元泰博展

 写真家、石元泰博(1921~2012年)が京都の桂離宮を撮影した写真を中心に日本の建築美などを見直す企画展「モダニストの日本美~石元泰博『桂』の系譜」の開会式が6日、津市の県立美術館で開かれた。3月4日まで。

 開会式で、速水豊館長は「石元が古い桂離宮にシャープな視点をあて、近代性をみいだしたように、日本の近現代における伝統美が楽しめるような企画にしたので楽しんでほしい」などと述べた。

 同館によると、約2年前に、国際交流基金(本部、東京都)から石元の作品を預かった。

 これを受け、今回の企画展では、石元の写真作品50点を中心に、石元以前に日本美を追求した画家や西洋の建築家たちの書籍など計約160点を展示した。

 石元の作品は、桂離宮の「水平や垂直」、「平面と直線」のコントラストの古典美を集めた写真で、数冊の写真集などとともに展示している。

 このほか、モダニズム関連のイサム・ノグチの造形物や、建築家の丹下健三、ル・コルビジェらの著作物を集め、「日本の美とは何か」をテーマに企画した。