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大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」 新寄港地に松山港選定

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大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」 新寄港地に松山港選定

 世界3大クルーズ会社「プリンセス・クルーズ社」の日本発着クルーズの新寄港地に、松山港が選定された。寄港は2019年からで、同港としては過去最大の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)が来港する。愛媛県の中村時広知事が明らかにした。

 ダイヤモンド・プリンセスは全長290メートル、全幅37・5メートルで、乗客定員は2706人。1100人の乗組員が乗船している。

 寄港の期日や停泊期間など詳細はこれから決まることになるが、2018年のクルーズは横浜、神戸などを発着地に台湾、韓国、ロシアなどを結ぶ29コースが設定され、乗客は日本の祭りや歴史遺産、自然や食を体験する。

 乗客の約6割が日本人、約4割が欧米人で、寄港1回あたりの直接消費額は5000万円を超えるとみられ、経済効果が大きい。

 県は商工団体や観光・交通関係者らでつくる振興検討会で、同社の日本法人と松山寄港を実現すべく交渉していた。

 中村知事は「これを試金石に、寄港回数の増加や新たな船の寄港につなげたい」と述べている。

 今後は駐車場や防舷材、係船柱などの整備を行うとともに、愛媛の魅力を伝えるための受け入れ態勢や地域住民との交流などについて検討していく。