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気比神宮大鳥居、輝き再び 修復完了、くぐり初め 福井

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気比神宮大鳥居、輝き再び 修復完了、くぐり初め 福井

修復工事が終わった気比神宮大鳥居をくぐる参拝者ら=敦賀市 修復工事が終わった気比神宮大鳥居をくぐる参拝者ら=敦賀市

 国の重要文化財・気比神宮大鳥居(敦賀市曙町)で30年ぶりに行われていた修復工事が完了し、大鳥居のくぐり初め式が30日、あった。神職や氏子、参拝者らが厳かな雰囲気の中、漆を塗り直した鳥居の下をくぐっていった。

 大鳥居は正保2(1645)年に建立され、高さ10・93メートル、柱間の距離は7・45メートル。風雨や紫外線などで表面の漆が劣化するため江戸時代から約30年間隔で漆の塗り直しや傷んだ木の補強などをしている。

 今回の修復工事は昨年12月から行われていた。漆を塗り直した大鳥居は光沢があり、以前よりも深い朱色だが、徐々に明るい朱色になるという。

 くぐり初め式では神職らに続いて、参拝者も次々に大鳥居をくぐった。同市鉄輪町の主婦、小笹優希さん(30)は「以前よりも深い朱色で、落ち着いた感じになった。30年に一度の修復という貴重な機会に訪れることができてよかった」と話した。

 福本祐喜宮司(57)は「大鳥居は最も大切な文化財なので、新年を迎える前に修復を終えることができてよかった。迎春準備が整った」と述べた。