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【春高バレー注目選手】相馬・松本悠翔選手(2年) 週7練習スパイク鋭く

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【春高バレー注目選手】
相馬・松本悠翔選手(2年) 週7練習スパイク鋭く

 跳び上がる瞬間、相手ブロッカーの位置を確認し、たたき込むコースを判断する。県代表決定戦の決勝、1セット目の開始早々、右腕がうなり、鋭いスパイクが敵陣に突き刺さった。「相手がよく見えました。理想通りです」。4セット目も試合を決めるスパイクを放ち、全国切符を自慢の右でつかみ取った。

 小学生のころから夢見た春高の舞台に立つため、名門・相馬に進学し、1年生でレギュラーを獲得。だが、「チームの足を引っ張った。精神的に弱く、ミスが続くと消極的になっていました」と昨年の決定戦を振り返る。取りに行けるはずのボールに足が動かなかった。結果、チームは敗退。3年生が引退すると自覚が生まれた。「自分たちが主体。得点源になる」。必死でスパイクを磨いた。

 週に7日は練習というバレー漬けの高校生活。うち平日5日間は母の弁当だ。決定戦決勝も観戦に来てくれたという。「弁当に必ず入っているのは生野菜サラダ。総菜みたいなのをばさっと入れるんですよ」と家族の話には頬がゆるむ。「少しでも長くコートにいたい。応援してくれている家族のためにも、頑張ってきます」と意気込んだ。(林修太郎)