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北陸新幹線、福井駅デザイン3案 歴史と自然みえる駅に

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北陸新幹線、福井駅デザイン3案 歴史と自然みえる駅に

 平成35年春の北陸新幹線金沢-敦賀間の開業を控え、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は27日、福井駅の駅舎外観のデザイン案を福井市に提示した。デザイン案は3案で、同市は市民らの意見を踏まえた上で、来年3月までに1案に絞り込み、同機構に推薦する。

 同市が要望した福井駅のコンセプトは「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅~」。A案は福井の歴史遺産である永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡にみられる唐門をモチーフにしたデザイン。B案は明るく開放的な立体ガラス面を配して、太古の神秘的な美しさを表現し、C案は九頭竜川の川の流れと、中央部の白い外装材で竜が巻き付いた姿をイメージしている。

 同市役所を訪れ、東村新一市長にデザイン案を説明した同機構の蓼沼慶正・大阪支社長は取材に対し「それぞれが個性あるデザインで、都市施設とも調和できる」と語った。

 福井駅以外の敦賀、南越(仮称)、芦原温泉の3駅については、同機構は先月、各3案を敦賀、越前、あわらの3市に提示。福井駅については、同市が待合室や観光案内所などに使う拡張スペースを設けることを要望していたことからデザイン案の提示が遅れていた。