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お節にいろどり 観音寺でかまぼこ作りピーク

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お節にいろどり 観音寺でかまぼこ作りピーク

 お節料理に欠かせない、かまぼこ作りが繁忙期を迎えている。香川県観音寺市は県内で代表的なかまぼこの産地。クリスマス商戦明けでピークとなり、正月に向けてフル生産が続く。

 明治43年創業の老舗、福弥蒲鉾(同市港町)は臨時で元従業員らが加わって生産・出荷態勢を敷いている。

 断面に「松」「竹」「梅」「日の出」の絵柄や「寿」の字が入るなどした正月用を、通常の製造量よりシーズン中に約30万本を上乗せする形で生産する。素材はイトヨリダイなどのすり身を使う。

 主に中・四国、関西方面に出荷する。昨年と比べ、絵柄などが入った細工かまぼこより、1本当たりが小ぶりでノーマルな紅白セット(2本)の注文が増えているという。

 同社の福島康史専務兼工場長は「お節料理を作ってお正月に家族がそろって食べるという傾向が最近は減っている。お正月の家族だんらんの席に、お節料理を作っていただければと思います」と話している。