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熊本のみなし仮設住民「あまり眠れない」33.4%

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熊本のみなし仮設住民「あまり眠れない」33.4%

 熊本県は、熊本地震後に「みなし仮設住宅」や公営住宅に入居する約1万2000人(19歳以上)から回答を得た健康に関するアンケート結果を発表した。無作為抽出した県民約2千人(20歳以上)に比べ「あまり眠れなくなった」と回答した人の割合が、約20ポイント上回った。

 みなし仮設は、行政が民間賃貸住宅を借り上げる。県は、みなし仮設や公営住宅は、地域住民が比較的まとまるプレハブなど建設型仮設住宅と違って、周囲との交流が減る傾向にあることが、生活習慣の悪化に影響しているとみて対策を立てる。

 地震前と比べ「あまり眠れなくなった」と回答した人は33.4%で、県民の無作為抽出は11.9%だった。

 外出の機会を尋ねた設問では「家の中で過ごすことが多くなった」と回答した人が無作為抽出は15.2%だったが、みなし仮設入居者は33.8%に上った。

 県の担当者は「入居者は高齢者が多い。見守り活動や健康支援の情報提供をしていきたい」としている。

 アンケートに回答した約1万2000人の8割が、県内外のみなし仮設に住んでいる。県は公営住宅の入居者も含め7月にアンケートを郵送した。