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別府「杉乃井ホテル」、来月に10日間連続休館 2億円の減収より人材確保

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別府「杉乃井ホテル」、来月に10日間連続休館 2億円の減収より人材確保

 大分県別府市を代表する老舗ホテル「杉乃井ホテル」は26日、働き方改革を目的に、来年1月9~18日に10日間連続で休館すると明らかにした。約2億円の減収が見込まれるが、約800人の従業員が休暇を取りやすくすることで「良い人材を確保して、良いサービスにつなげたい」と、実施を決めた。

 杉乃井ホテルは現在、オリックス不動産(東京)が運営する。平成22年以降、1月中旬ごろに5日間の休館日を設け、希望する従業員がアジアや米国などのホテルを視察する海外研修を実施してきた。参加しない従業員は休暇としていた。来年からはさらに5日間延長し、従業員の休暇に充てるという。

 ダイレクトマーケティング部の東健治部長(69)は「連休が取りにくい業界だが、働き方を改善しないと良い人材が確保できない。リスクを背負ってでも従業員の待遇を改善し、質の高いサービスにつなげたい」と説明した。

 杉乃井ホテルは昭和19年8月に開業した。647室で最大収容人員は2914人。年間宿泊者数が約70万人に上る。団体客の減少で、業績が低迷した時期もあったが、大規模な改修をし、外国人観光客を積極的に誘致することで、現在は連日、満室に近い高稼働率を誇る。