産経ニュース

お茶はぬるいお湯で 甲賀の小学校で「いれ方教室」

地方 地方

記事詳細

更新


お茶はぬるいお湯で 甲賀の小学校で「いれ方教室」

 甲賀市の特産品である茶に親しんでもらおうと、同市は市立小学校で急須を使った茶のいれ方などを教える「お茶のいれ方教室」を開いている。

 同市は昼夜の寒暖の差が激しいことや霧が発生しやすいことなどから、上質な茶の栽培に適しているという。主に贈答用として出荷されることが多く、子供たちにも地元の茶に親しんでもらおうと始めた。

 市立甲南第二小学校(同市甲南町杉谷)で行われた授業では、市職員らが「甘いお茶をいれるためにはぬるいお湯にすることが大事」、「注ぐ順番によってお茶の濃さが変わらないように『まわしつぎ』をする」、「最後の一滴である『ゴールデンドリップ』がおいしい」などと、おいしく茶をいれるためのポイントを伝授。児童たちは教えられた手順で急須から茶をいれて味わった。

 5年生の朝重慶次さん(11)は「ぬるいお湯で入れた1杯目よりも、熱いお湯で入れた2杯目の方が苦かった」と話していた。授業に協力した甲賀市信楽町の製茶業者、山本園の山本明広さん(32)は「小学校の授業で学ぶことで、急須でお茶を飲む伝統を受け継いでくれたら」と話していた。