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お年寄り力合わせ、しめ縄作り 小豆島

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お年寄り力合わせ、しめ縄作り 小豆島

 小豆島(香川県)で最大の稲作地域、土庄町肥土山の老人クラブのメンバー15人が、毎年5月に五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願して農村歌舞伎が奉納される離宮八幡神社や境内の国重要民俗文化財「肥土山の舞台」などを飾る、しめ縄作りに取り組んだ。

 新年を迎える農村行事として毎年続けられており、素材となる稲わらは遅めに植えたコシヒカリを早めに鎌で刈り、直径15センチほどの束にした25束を天日で乾燥させてこの日に備えた。

 メンバーらは作業を分担し、大きなものは3人で力を合わせるなどして、それぞれにわらをよったり編んだりした。さらに「垂れ」と呼ぶ飾りを編み込んだり取り付けたりして、大小約50個のしめ縄を約3時間かけて作った。

 離宮八幡神社の境内には、江戸初期に私財を投じて農業用ため池「蛙子池」を造営した太田典徳をまつった神社や護国神社など12社があり、しめ縄は鳥居や狛犬(こまいぬ)、舞台、衣装蔵なども飾る。できあがったしめ縄は24日に飾り付けるという。

 今年で2回目の参加という三木忠さん(83)は「なかなか覚えられないが、みんなに教えてもらいながら楽しく作ります」と話していた。