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「島根半島・宍道湖中海」日本ジオパークに認定 「国引き」改め再申請

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「島根半島・宍道湖中海」日本ジオパークに認定 「国引き」改め再申請

 貴重な地形や地質を有する自然公園「日本ジオパーク」に、松江市と島根県出雲市の2市全域をエリアとする「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」が認定された。このエリアは先に「国引きジオパーク」の名称で申請していたが、認定機関から9月に再検討を求められ、認定が保留されていた。

 松江市役所に22日、日本ジオパーク委員会から「認定する」との電話連絡が入り、市長室で対応した松浦正敬市長や、出雲市の長岡秀人市長、松江商工会議所の古瀬誠会頭、島根大の服部泰直学長が喜び合った。

 その後、正面玄関前で除幕式が行われ、認定を祝福する懸垂幕がお目見え。松浦市長は「全国に誇れるふるさとの価値に磨きをかけ、もっと多くの人たちに来てもらえるよう努力したい」と話した。

 島根半島・宍道湖中海ジオパークは、多彩な海岸部を持つ島根半島、日本最大級の汽水域が広がる宍道湖・中海、活発な火山活動の痕跡が確認できる山間部で構成される。

 「国引きジオパーク」での申請では、これに地元の「国引き神話」を絡めてテーマを構成していた。しかし、同委員会は「神話と自然科学を直接結びつけている」などとして、ジオパーク名やテーマ、基本コンセプトなどに“ダメ出し”。

 これを受け、現名称に変更し、協議会名も改称。テーマも変更するなど大なたをふるい、再申請を経て、今回の認定となった。