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真木と餅まき年納め 小豆島で「霜月大師市」

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真木と餅まき年納め 小豆島で「霜月大師市」

 香川県土庄町にある小豆島八十八ケ所霊場の58番札所・西光寺の門前町となる本町商店街などで弘法大師・空海の月命日にあたる21日、恒例の「霜月大師市」が開かれ、年納めに参拝する人らでにぎわった。

 同寺の大師市は4月に開かれる春の大師市とともに大正時代から続く小豆島の伝統行事として親しまれている。新年を間近にしたこの日は、1年の報告と新しい年への期待を併せて参拝し、正月飾りや寄せ植え用の草花、冬が植え時の果樹、庭木の苗木を買い求める善男善女が境内や通りを埋めていた。

 境内では参拝者に檀家(だんか)の人たちが接待としてぜんざいを振る舞い、山門では五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全の守りとして雌雄1本ずつの真木(しんぎ)が餅とともに集まった参拝者らにまかれた。

 小豆島町から長年春と年末に欠かさず訪れているという中塚勝見さん(84)は「北朝鮮による世情不安や選挙で騒がしかったが健康で今年も過ごせた。来年も家内安全で無事であるように祈りました」と話していた。