産経ニュース

がん検診受診率60%へ 第3次山梨県素案了承 精密検査は90%

地方 地方

記事詳細

更新


がん検診受診率60%へ 第3次山梨県素案了承 精密検査は90%

 県は20日、がん対策推進協議会を開き、来年から6カ年の「第3次県がん対策推進計画」の素案を了承した。現在の2次計画は、がん検診の受診率の目標が国と同じ50%だが、県独自に60%に引き上げる。精密検査受診率も90%とする。今年度末に正式決定する。

 県健康増進課によると、本県の平成28年のがん検診の受診率は、胃がん50・1%(全国平均40・9%)▽大腸がん51・3%(同41・4%)▽肺がん58・7%(同46・2%)▽乳がん57・2%(同44・9%)▽子宮頸(けい)がん47・9%(同42・4%)-。いずれも全国平均を上回った。子宮頸がんを除き、2次計画の目標を達成したことから、3次計画で目標を10ポイント引き上げる。

 一方、がんの疑いを指摘後の精密検査の受診率(27年)は、胃がん76・4%▽肺がん75・1%▽大腸がん63・8%▽子宮頸がん57・7%▽乳がん83・4%。同課は「伸び悩んでいる」として大幅な改善を目指す。

 素案では、検診や精密検査の意義を訴えるほか、市町村に対象年齢の住民への受診の観奨、職域との連携による受診機会の拡大、検診担当者の水準アップへの支援などを求めている。