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益城町の都市計画審議会、区画整理案を否決

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益城町の都市計画審議会、区画整理案を否決

 昨年4月の熊本地震で被災した熊本県益城町の都市計画審議会は、町中心部の土地区画整理事業の計画案について「住民の理解が進んでいない」として、賛成少数で否決した。町は再度住民に説明し、審議会に諮るとしている。

 計画案では、災害時の避難場所や緊急車両などの経路確保を目的に、町役場周辺の28・3ヘクタールで、道路や宅地の整備、地盤の改良を計画していた。総事業費は100億円超の見通しで、県が町に代わって施行することが決まっていた。

 県や町によると、審議会の委員は町商工会長や町議ら8人で構成。委員からは「審議会に区画整理の対象地域の住民が入っておらず責任が取れない」などの意見が出た。

 蒲島郁夫知事は被災者の早期の生活再建に向け「丁寧かつスピード感を持って対応してほしい」とのコメントを出した。