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年末年始の安全運航へフェリー総点検 小豆島海保

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年末年始の安全運航へフェリー総点検 小豆島海保

 香川県の小豆島海上保安署は、「年末年始特別警戒及び安全指導」の重点期間(21日~1月4日)を前にした20日、高松-池田航路発着港の池田港(小豆島町)で、運航する国際フェリーの「第三十二こくさい丸」(749トン、乗組員5人)を対象に安全総点検を実施した。

 近年の課題となっているテロ対策を含め、年末年始に予想される船舶交通や旅客の増加に対応した安全航行、乗船客の事故防止、船内での犯罪の未然防止対策や、事件・事故発生時の連絡態勢などを確認するのが目的。

 同保安署の署員10人が、同フェリーが停泊中の約30分間に2班に分かれて点検作業を行った。乗組員の案内で、操だ室をはじめ車両甲板や客室で、非常時用の法定装備品の消火栓やライフジャケットの数量、設置場所などが規定通りかを確認、操だ室では航海日誌や安全点検表、事故や災害時の避難誘導態勢などを確認した。

 さらに今回は、警備出動服に防弾・防刃胴衣、ヘルメットを着用した署員3人が、同港から高松港まで同乗して、乗務員とともに客室内を巡回、テロや犯罪、救命などへの安全対策を確かめた。

 同保安署では「引き続き乗船客の安全確保や事故防止に努め、不審者や不審物を発見した際の連絡などを再確認してほしい」と指導していた。

 同保安署も所属する高松海上保安部では期間中、管内のフェリーや高速艇、フェリーターミナルで同様の点検や安全指導、警戒活動を実施する。