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幕張新都心地区の共同溝を活用、地下植物工場オープン

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幕張新都心地区の共同溝を活用、地下植物工場オープン

 幕張新都心地区の共同溝を活用した「地下植物工場」(習志野市芝園)が今月、オープンした。LED(発光ダイオード)照明や養液供給などによって野菜に最適な生育環境を整え、2020年に日産5千株を目指す。

 共同溝は周辺施設や企業などへの電線や水道管、ガス管などを埋設している。未供用区間を活用するため、県企業土地管理局の支援のもと、伊東電機(兵庫県加西市)と富士通(川崎市)のグループが地下10メートルの空間に、完全人工光の植物工場、地上部に検証棟を整備した。

 LED照明、二酸化炭素、養液などの供給と自動搬送システムを組み合わせて野菜を栽培、地上の施設に運び、出荷する。

 第1期はレタスなど日産200株を生産して1年間、実証実験を行う。3年後には日産5千株を生産、幕張新都心地区などに出荷する計画。伊東電機の担当者は「地下植物工場は全自動。天候に関係なく、1年中、新鮮で安全な野菜を栽培できる。大消費地に近い立地条件を生かし、採算のとれる経営を目指す」と話している。