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東近江のブラジル人学校で卒業式

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東近江のブラジル人学校で卒業式

 東近江市甲津畑町のブラジル人学校「日本ラチーノ学院」で卒業式が行われ、高等部を卒業した18人が巣立った。

 同学院は平成8年に湖南市で開校。近江八幡市を経て、27年から東近江市の旧甲津畑小学校(廃校)で授業を行っている。幼児から中等部(9年)、高等部(3年)までの児童生徒約150人が学んでいる。ブラジルでは12月の卒業が一般的で、同学院でも12月に卒業式を行っている。

 卒業式は体育館にステージが設けられ、洋楽が流されるなどパーティーのような雰囲気。親族らが見守る中、卒業生たちはガウンを着けてモルタルボード(角帽)をかぶり、保護者にエスコートされて登場。壇上で教員と抱擁するなどして卒業証書を受け取った。このあと男子はスーツに、女子生徒はドレスに着替え、食事などを楽しんだ。

 日系3世の女子生徒(17)は「小学校の途中まで日本の学校に通ったが、友達が少なく寂しかった。ラチーノでいろいろな友達に出会えた」と話していた。

 18人のうち、4人はブラジルに帰国予定。他の多くは日本で短大や専門学校への進学を希望しているという。