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64年ぶり復刻「都島区創設十周年祝歌」 作曲の斎藤さんにCD贈呈

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64年ぶり復刻「都島区創設十周年祝歌」 作曲の斎藤さんにCD贈呈

 64年ぶりに復刻した「都島区創設十周年祝歌」を作曲した斎藤寿男さん(90)の消息が判明し、関係者から復刻版CDが手渡された。

 祝歌は大阪市都島区が創設10周年を迎えた昭和28年に記念式典で披露。音源は残っていなかったが、都島区に楽譜が残っていた。今年9月、作詞を担当した故満野幸一さんの妻で市立都島小教諭だった祥子さん(先月末に90歳で死去)に、元教え子たちが同窓会の席で復刻版CDをサプライズでプレゼントした。

 同小33年卒業生同窓会長、山崎義郷さん(72)は「作曲した斎藤さんにもCDを贈りたい」と所在をさがしていたところ、斎藤さんが市立桜宮小に在籍していたことが分かった。同小に問い合わせたところ、現在は茨木市内に住んでいることが判明した。

 11月に山崎さんらが訪問すると、斎藤さんは「確かに私が作曲しました」と話した。復刻版CDを聴きながら、歌詞を見ながらハミングをしていたという。その後、斎藤さんは祥子さんに電話し、「ご縁があったことをうれしく思います」と互いに喜びあっていた。

 山崎さんは、恩師・祥子さんの訃報に触れ、「最後に喜んでいただけてよかった」と話している。