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舞鶴で田辺城門のすす払い 汚れ落とし迎春準備整う

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舞鶴で田辺城門のすす払い 汚れ落とし迎春準備整う

 舞鶴市の歳末の恒例行事「田辺城門のすす払い」が16日、田辺城跡(同市南田辺)で行われた。田辺藩士の子孫らでつくる「田邉家中之会」の会員やボーイスカウト舞鶴第4団のメンバーらが長い竹ぼうきで城門の汚れを払い、門松(高さ約2メートル)を飾って迎春準備を整えた。

 田辺城は戦国時代、織田信長の命で丹後を制圧した細川幽斎が築城したとされる。江戸時代に壊され、再建されたが、現在は当時の建物は残っていない。

 同市などによると、城門(高さ約12メートル、幅約21メートル)は平成4年に再建。すす払いは23年に同市から同会が引き継いで行っており、歳末の風物詩となっている。

 この日は計24人が参加。長さ約8メートルの竹ぼうきを使って、城門と白壁のすすやほこり、クモの巣などを取り除いた。

 同スカウト第4団団員で同市立中筋小学校5年生の川本優太君(10)は「竹ぼうきは重く、上を見ていて首が痛かったけれど、楽しかったです」。同会の水谷悦之会長(70)は「田辺城は市民のシンボルである場所。きれいになり、これで新年が迎えられます」と話していた。