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真宗高田派本山・専修寺に国宝指定書を交付 「半世紀ぶり国宝誕生」に喜びの声 三重

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真宗高田派本山・専修寺に国宝指定書を交付 「半世紀ぶり国宝誕生」に喜びの声 三重

 11月28日に県内の建造物では初めて国宝指定された真宗高田派本山・専修寺(せんじゅじ)(津市)の御影堂と如来堂の指定書交付式が14日、県庁であり、林芳正文部科学相名の記された指定書を鈴木英敬知事が、同派の安藤光淵宗務総長に交付した。

 県内では同寺所蔵の「三帖和讃 親鸞筆」など計3点の美術工芸品が国宝指定されているが、建造物は初。指定としては昭和38年に「伊勢国朝熊山経ヶ峯経塚出土品」が指定されて以来、54年ぶりとなる。

 交付式で鈴木知事は「まことに喜ばしい。関係者のみなさまの保存にかける努力が実った。今後は三重の誇りとして活用していきたい」と話した。

 安藤宗務総長は「両堂は国内でも東大寺や知恩院などに次いで5本の指に入る大きさを誇り、15億円から30億円をかけて大修理をしてきたので、指定はありがたい」と喜んだ。

 同席した津市教委の倉田幸則教育長は「津市の子供たちが専修寺の存在を自慢できるよう知名度を高めていきたい」と約束していた。