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金時ニンジン赤く甘く 坂出で正月用収穫ピーク

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金時ニンジン赤く甘く 坂出で正月用収穫ピーク

 お節や雑煮などの正月料理の具材として人気の高い金時ニンジンの収穫が、出荷量全国一を誇る香川県坂出市でピークを迎えている。

 金時ニンジンは、西洋ニンジンに比べて細長く、鮮やかな赤色で糖度も高いのが特徴。県内では坂出市の松山、林田、江尻地区を中心に、88軒の農家が約60ヘクタールで栽培しており、生産量は全国シェアの約8割を占めるという。

 生産者の三宅司記さん(61)の畑では、従業員ら6人で収穫作業を行い、1本ずつ丁寧に引き抜いては葉を鎌で切り落とし、手早くかごに入れた。

 今年は10月の台風や日照時間が少なかったため、例年より少し細めだが、色づきや甘みには問題なく、味の良い金時ニンジンに仕上がっているという。

 三宅さんは「天ぷらや煮しめなどの和食はもちろん、グラッセにしてもおいしい」と話した。

 収穫は3月末まで続き、収穫量の見込みは約1050トン。主に京阪神や関東地方に出荷される。