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「世界の医療に貢献する」 化血研理事長、熊本知事と面談

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「世界の医療に貢献する」 化血研理事長、熊本知事と面談

熊本県の蒲島郁夫知事(中央)と面談した、化血研の木下統晴理事長(右)と明治ホールディングスの松尾正彦社長=熊本県庁 熊本県の蒲島郁夫知事(中央)と面談した、化血研の木下統晴理事長(右)と明治ホールディングスの松尾正彦社長=熊本県庁

 主要事業の譲渡を決めた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)の木下統晴理事長は13日、譲渡会社の主要株主となる明治ホールディングス(HD)の松尾正彦社長とともに、熊本県の蒲島郁夫知事と面談した。木下氏は「県や日本、世界の医療に貢献する」と、再出発への決意を述べた。

 木下氏は、血液製剤の未承認製造問題で信頼を著しく損ねたことを謝罪した上で、「高品質の医薬品を安定して届けることが責務と考え、事業譲渡を決断した」と語った。

 蒲島氏は、地元財界も出資に参加することを「雇用の確保や熊本での本社機能の維持などが満たされるものと評価する」と応じた。

 面談後、松尾氏は「バイオ関係の研究を広げ、優れた製品を海外のネットワークに乗せたい。収益だけを求めるのではなく、公益も重視する」と述べた。

 新会社の議決権比率は、明治HDとその製薬子会社が計49%、熊本県内7法人で計49%、県が2%。本店は熊本市に置かれる。