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「一刻の猶予もない」 拉致被害者帰還願い三重県庁でパネル展

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「一刻の猶予もない」 拉致被害者帰還願い三重県庁でパネル展

 「北朝鮮拉致問題に関するするパネル展」と「横田めぐみさんご家族ミニ写真展」が県庁1階の県民ホールで開かれている。ここ数日、拉致被害者の母親や夫が相次いで死去したこともあり、鈴木英敬知事は13日、「北朝鮮による拉致問題は国民的な課題。関係者が高齢化しており、一刻の猶予もないと改めて感じた」と述べた。

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)に合わせての開催。拉致問題を解説するポスターや説明パネル8枚と、横田めぐみさんの家族を支援する「あさがおの会」が所有する、めぐみさんの赤ちゃんの頃から拉致直前の頃の写真計12枚をパネル展示している。

 初節句や広島への家族旅行の様子などの写真が並び、ごく普通の家庭だった横田さん一家を襲った理不尽な悲劇を浮き彫りにしている。一枚一枚に見入った鈴木知事は「楽しそうにしているめぐみさんのえくぼの写真をみて、改めて早期帰還を願った」と話していた。

 解説コーナーでは、三重関係の拉致の可能性が排除できない行方不明者11人のうち6人の顔写真と名前をまとめた説明文も掲示している。展示は15日まで。